Computational Interaction
計算機が理解・認識するとは?
計算機が出来ることは唯一計算することです.計算機が何かを認識したとか,理解したということはあり得ません.計算機が認識・理解したとは,人間が計算機の出した計算結果を見て判断しているのです.そして,その判断基準は,現実世界から抽出された計算モデルから得られます.また,その計算結果が妥当かどうかは,計算モデルの妥当性に依存します.我々は真の計算モデルに到達するか,計算結果が妥当と判断できるところまで,計算モデルの精度を高める必要があります.
人と機械とのインタラクション
人と機械のインタラクションを認識するためには,人の情報をセンシングする必要があります.知識工学C研究室では,人のセンシング方法について研究しています.
人と環境とのインタラクション
人は周囲の環境と様々なインタラクションを行なっています.知識工学C研究室では,左図に示すような実験ルームを用いて,室内環境変動による人の行動表出について研究を行なっています.(大阪大学浅田研究室・石黒研究室との共同研究)
人と人とのインタラクション
計算機がより人を理解するためには,人と人のインタラクションを認識する必要があります.人と人のインタラクション認識は困難なテーマでありますが,少しずつ研究を行なっています.(新学術領域研究にて研究中)